ホーム » 放電学会の活動
放電学会の活動には、会誌「放電研究」(Journal of The Japan Research Group of Electrical Discharges)の発行、シンポジウム、研究会の開催、国際情報の交換、セミナの開催および文献の紹介等があります。最近の活動状況を機関紙「放電研究について」を記しますと次のように多方面に亘り、国内外の研究状況の把握、研究の 推進をすすめております。
放電物理、スウォーム関係、特に放電基礎課程についても深い関心がもたれ、講演会、シンポジウム、総合研究が行われています。
主として弱電離プラズマに関して測定応用等を対象として研究が行われ、核融合における放電の問題についても研究を開催しています。
放電現象を応用する技術に関しても、研究会やシンポジウムが行われています。
放電現象に関する国際会議に出席された方々に執筆を依頼して、「放電研究」の特集号としてその会議の情報を報告しています。
電気学会編の「電気工学年報」が発行されなくなりましたので、昭和53年より放電現象に関する研究の文献紹介を「放電研究」で行っています。
分野にまたがらぬ活動として
①電気学会放電ハンドブック出版委員会をバックアップして、「気体放電に関するデ-タベ-スの構築」の特集など会員による調査とハンドブックの執筆活動を通して、新放電ハンドブック(1000ページCD-ROM付)の出版に貢献しました。
②いま若手は何をめざしているか
③放電研究の将来像や40周年記念論文集など未来に向けての活動も行っております。
若手セミナは、若い研究者や技術者の研修を目的として、一泊二日程度の日程で行われています。このセミナは各分野の専門家による特別講演聴くとともに、各研究者が各自の研究テーマについて発表し、それらについて熟達した研究者をまじえて、活発な議論が行われています。夜には懇親会を開き、幅広い視野にたった対話と討論を通して相互の親睦が図られています。