放電学会

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放電学会 会長の挨拶

放電学会会長就任にあたって

放電学会 中野俊樹会長 2018年3月より、第27代会長を務めることになりました防衛大学校の中野と申します。 これから2年間、会員の皆様とともに学会の発展のために尽くしていく所存です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

放電学会は、電離気体現象に関する国際会議の日本代表者に対し学術会議からの旅費支援を受けるため、この候補者を推薦することを直接の動機として昭和32年10月に結成されました。 結成当初は放電研究グループと称しておりましたが、平成13年に放電学会に改称され、現在に至っております。 結成以来、放電現象に関する広範囲な研究についての情報交換、討論の場として貢献し、平成29年(2017年)には創立60周年を迎えました。

放電現象は、電子と原子・分子の衝突現象や気相(真空を含む)・液相・固相界面の物理・化学現象と深く関わっています。 このように基本的な過程に支配されているため、放電は科学技術の様々な分野で研究対象となり利用されています。 これまで放電と言えば、電力や高電圧工学と関係の深い成熟した分野と捉えられがちでしたが、今日の産業界では、材料プロセシング、環境技術、医療工学などに広く応用され、放電の重要性が認識されています。 最近では、電気自動車の絶縁技術の向上にも放電現象の理解や制御が必要不可欠であることが明らかになっています。 我々が電気を利用していく限り、放電現象は様々な科学技術分野において重要な研究対象になると推測されます。 放電学会では、このような状況に対応していくために、継続的に若手の人材を取り込んでいくことが重要であると認識しており、学会のイベント等を通して若手研究者・技術者の育成に一層貢献したいと考えております。

放電学会は、会員の皆様、特に本学会が結成以来大切にしてきた研究者交流の場の雰囲気を愛する方々によって支えられてきました。 今後とも、本学会が会員の皆様の自己研鑽する場として、同時に、放電研究を通じて社会の発展に貢献していく場として、若手からシニアの会員まですべての皆様が放電学会を通して有意義に活躍できるように学会を運営していきたいと存じます。 会員の皆様には、ご鞭撻、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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